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2021年6月22日

福岡市“インフラテック実証プロジェクト”に参画 ~地中レーダ等を活用した地下埋設物の検知~

福岡市が実施する民間事業者の先進的なアイデアや AI・IOT といった先端技術を活用して社会課題の解 決等を促進するインフラテック実証実験に参画いたします。 ジオ・サーチの技術は、電磁波による多配列地中レーダを用いて、対象範囲を高密度かつ面的にデータ取 得し、自社開発の専用ソフトウェアを用いて3Dデータ処理や解析を行い、3Dモデルデータを出力を行 います。特徴は、縦横断管、管種を問わず埋設状況(水平、深度変化点、浅層埋設箇所等)を3Dモデル データとして出力するため、地中の埋設状況を三次元で連続的かつ高精度で把握することが可能です。 この実証プロジェクトは、令和3年6月15日から令和4年3月31日の間行われます。

 

福岡市 HP

https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/84744/1/s_mirai_infratech_undergroundsearch_start.pdf?20210618163446

 

 

 

1.実証プロジェクトの目的 下水道工事などにおいて、水道管やガス管など破損した場合、断水や停電など重大な事故に繋がりかねません。 破損防止のために行っている試掘調査は、時間的な制約などから工事範囲の一部に限られていますが、破損防止に は広範囲での地下埋設物の状況確認が効果的です。 そのため、試掘と比較して短時間で広範囲の調査が可能な「地中レーダ等を活用した埋設物検知」が可能である かを検証します。検知が可能となれば、地下埋設物の破損防止だけではなく、工事による通行止め期間の削減、 騒音、振動の低減など、市民への負担軽減も期待できます。

 

2.実証プロジェクト 地中レーダ等を活用した地下埋設物の検知技術・・・5 件

 

3 .実証プロジェクト期間 令和 3 年 6 月 15 日~令和 4 年 3 月 31 日

 

現在の ジオ・サーチの地下埋設物の検知 地下埋設物の検知 試掘調査(人力)



ジオ・サーチの地下埋設物の検知