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2018年11月30日

2018年11月30日 慶應義塾高等学校 70周年「ジオ・サーチ協育プログラム」

ジオ・サーチでは、企業理念である「人の命と暮らしを守る」ための社会活動の一環として、様々な団体や大学、高等学校などで継続的に減災学講座を開催しています。

今回、慶應義塾高等学校の開設70周年を記念した「正統と異端イノベーションの協育」を掲げた新たな教育プログラムに賛同して寄付するとともに「ジオ・サーチ協育プログラム」を開催することといたしました。


その第一回となる本年度の講座を、本年8月に竣工されたばかりの日吉協育ホールにおいて11月30日に開催し、「減災学のスゝメ ~災害に強くしなやかな社会作りのために~」と題して、当社代表の冨田洋が講演しました。


「GENSAI(減災)」の重要性とともに、医療分野以外でも命と暮らしを守ることができる事業分野や世界中で貢献できる技術の紹介など、参加した生徒の皆さんは、今後の進路を考える上でも様々なヒントや多くの気付きがあったのではないでしょうか。




質疑後には、聴講した生徒全員でホロレンズによるAR技術を活用した世界初の「地下インフラ3Dマップ」を体験するなど、貴重な機会を提供することができました。


なお、慶應義塾高等学校のジオ・サーチ協育プログラム「減災学のスゝメ」は、来年度および再来年度も開催いたします。


ジオ・サーチでは、「GENSAI(減災)」分野において世界中で活躍する未来の人財を育成するための活動を今後も継続的に進めてまいります。

 

生徒の皆さんからいただいた主な感想は、以下の通りです。抜粋してご紹介します。

・実学というものは、「科学的実証→政策」という一つの形であり、また、正しさ、品質の重用さを感じた。今後の人生を考えるにあたって、人のためや技術革新を取り入れたり、スピード感、視野の広さなど、様々なことを学べたと思う。

・冨田さんの誠実さから、成功に大きくつながってることを感じました。ARのマップを見ている映像など技術の高さに感動しました。高いレベルの技術をピンチの時にそれをチャンスに変えたことで作れたと聞き、その発想に至るセンスを自分も持てるようになりたいと思います。

・「人の命と暮らしを守る」という社会貢献への強い夢、情熱と意欲で組織を率いて、スケルカを手段として目的達成に取り組む姿に感動しました。自分も本日の経験を活かして、社会の先導者として利益ではなく人の為に提案・行動していきます。

・「人を助けたいのは本能」という言葉が響きました。他人が「ずる」や「不正」をしている中でも、「正しいことをする」という姿勢は理想だけどその正体がわからなかった私には「カッコイイ」と思いました。地震や災害等で苦しんでいる人の映像を見ると「ゾワゾワ」して居心地が悪くなり、この分野に興味があります。素晴らしいロールモデルを教えて下さりありがとうございました。

・一番印象的だったのは、地雷除去の技術がその分野だけに留まらず、災害対策という別の分野にも応用できるということでした。アメリカでは技術者も医者と同じように聖職者とみなされていると聞きましたが、1つの技術がこんなにも多様な変化を遂げるのなら、本当に技術者は凄いのだなと感じました。何度もイメージ、アイデアを持って挑戦していく姿は自分も見習うものがあると感じました。

・人の命を守るということはとても尊いことであり、その分大きな責任を負うことにはなるが、それがやり甲斐となるため、将来の仕事にしたいと思った。“新しくできた面白そうなものはとりあえずやって見なさい”“組織内では競争せず、チームとして外部と競争する”などの言葉が特に印象に残った。

・人の命を守るために助け合うという人間の本能的な意識が大切である。ということが印象的で、就職や年収といった一元的なものに捉われている自分にとって、将来について考え直すとても貴重な機会になりました。

・冨田さんの素晴らしい行動力と人徳に感銘を受けた。失敗を成功に変える理想的な例として、真摯さを直に感じた。今後の世界展開がすごく楽しみです!

以 上