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慶應義塾大学貢献工学講座

慶應義塾大学貢献工学講座2016年度 第1回講義が開催されました

2016年度 第1回講義が開講しました。

2016年10月5日(水)に、2年目の開催となる慶應義塾大学理工学部への寄付講座「貢献工学」が開講しました。第一回講義では「貢献工学(減災学)創造への期待 ~災害に強くしなやかな社会づくりのために~」と題して弊社社長・冨田洋が講演しました。

昨年度の貢献工学講座で学生の皆さんから大変多くの反響をいただいたこともあり、本年度の履修学生数が大幅に増加したため、急遽、大きな教室へ会場が変更されました。

人の本能としての貢献心や技術者としての倫理観の重要性など、今年度講義のプロローグとして講演が進行し、終了後には質疑も活発に行われました。参加した学生の皆さんは熱心にメモを取るなど、今年度も熱気あふれる講義がスタートしました。

学生の皆さんからいただいた主な感想や意見(抜粋)

・この講義を聞き、日本は少し危機感が足りないのではないかと思うようになりました。東日本大震災を始めとして過去に何度か大震災を経験しています。また、台風などの天候による災害も受けやすい地域です。しかし、事後対応がほとんどで、事前に対応していた部分はほとんど無かったと思います。首都圏だけでも道路下に約8,000ヶ所の空洞があると知り、非常に驚き不安感も生まれました。この空洞による陥没事故によって守れるはずの命を失う事が多くある事もどうにかしなければいけない大きな問題なのだと思いました。そのためにも事前防災や減災活動を活発にし、安全で安心できる生活環境をつくる事がいかに大切な事なのかを知る事ができました。

・熊本地震の調査では遠隔診断できるようになり、東日本大震災の時よりも更に調査スピードが速くなった。このように前回の課題を生かし、新しいモノを生み出している点がすごいと思った。日本は地震国であり、いつ大地震が起きてもおかしくないので、災害に強い国づくりをする必要がある。また、2020年の東京オリンピックもあるため、このような事業に政府や自治体、国民がもっと関心を持ち、協力していかなければならないと改めて思った。

・私は、学部卒で就職するか、大学院に進学するか未だに悩んでいる。夏頃から自分はどういった仕事が良いのか考えているが、中々これといってやりがいを感じる職種に出会うことができない。人のために役立つことをしたいと考え、色々な企業を見ていくと、どうしてもビジネス色が強く、あまり社会貢献を感じられなかった。しかし、ジオ・サーチのしていることは、まさに社会貢献である。貢献は本能だという冨田さんの言葉に惹かれた。本能に従って仕事ができるということはとても素晴らしいことだと思った。今回の講義は、ただジオ・サーチの行っている仕事だけでなく、自分の将来についても考えさせられる内容であった。

・慶應には「とりあえず大企業に就職すればよい」という風潮があるように感じるが、大企業に入れば安心という時代はとっくの昔に終わっていると思う。(或いは、そんな時代なんて存在しなかった?)企業規模も大切だが、それよりも自分に合った企業を見つけるのが大事だと思った。或いは大企業に入ったとしても倒産のリスクを考慮に入れ、たとえ倒産したとしても喰いっぱぐれ無いような力を身につける必要があると感じた。

・私にとって、今回のジオ・サーチ社の社長である冨田洋さんの講演において、特に印象的だったのは、CSVと言われるような、自社としての利益を上げながら、かつ社会に対して還元、貢献することができている点である。先日も阿蘇山が噴火したように、大災害がよく起きている。しかし、日本は同等の災害が他国で起こった場合と比較しても少ない被害で済んでいるように感じられる。この要因としては、日頃から減災対策を行ってきたからであると私は考えている。ジオ・サーチ社は、これらの対策を効率かつ速く行い、日本の減災に大きく貢献してきたことを感じた。また、それらの事業を行いながら、しっかりと利益を出しているのは、昨今のブラック企業、粉飾決算などを行う企業が多い中、失礼ながら、特筆すべきことであると感じました。

以 上